沖縄地方のエアコン事情
沖縄は基本的に「高温多湿」で蒸し暑い地域です。
夏は太陽の日差しが強く海風が吹き込むため35℃を超える猛暑日は多くありません。
しかし、極端に暑くなることが少ないだけで常に暑く、夏は真夏日(30℃以上)の熱帯夜(25℃以上)で、昼と夜の温度差が約5℃くらいと夜も暑いです。
日中は暑さ対策をすることが出来ますが、就寝中は意識がないので知らぬ間に脱水症状や熱中症になってしまうこともあります。そういった危険が叫ばれる昨今、今やエアコンは命を守るためのライフラインといっても過言ではありません。
では、常夏の島沖縄のエアコン事情はどうなのでしょうか。
沖縄のエアコン普及率
沖縄では年中エアコンが稼働しているようなイメージがありますが、実はエアコンの普及率は80%台と意外に低いです。海風が吹き込み極端に暑くなることが少ない気候などもエアコンが普及しない理由のひとつなのかもしれません。
沖縄のエアコンは短期間で壊れる!
沖縄では、エアコンが壊れやすいと聞いたことはあるでしょうか。
実は、沖縄ならではの理由があります。
沖縄でエアコンが壊れる原因1
エアコンが壊れる原因のひとつは「ヤモリ」です。
沖縄では、ヤモリは家の守り神として言い伝えられていますが、そんな家を守るはずのヤモリがエアコンを壊してしまうのです。
暖かい所が好きなヤモリは、エアコンの室外機に住みつき、室外機の隙間から基盤に侵入、基盤をショートさせ故障させます。また基盤部に卵を産み付け、そのヤモリの子供が基盤部分から出られずに死んでしまい基盤を故障させてしまうという事もあります。
こういった事などが、ヤモリがエアコンを故障させる大きな原因になります。
沖縄でエアコンが壊れる原因2
エアコンが壊れる原因のもうひとつは「塩害」です。
海に囲まれた沖縄は塩害とは切っても切れない関係にあり、台風などが運んできた海水、海のそばに住んでいると室外機は、塩水により約5年程度で腐食していきます。
塩害故障も室外機が主な原因になります。
沖縄のエアコン
エアコンが壊れやすい沖縄では、下記のようなエアコンが販売されています。
- 対塩害使用エアコン
- ヤモリガード付きエアコン
- 基板コーティングエアコン
まとめ
高温多湿の沖縄だが、猛暑日になる日は多くなく海風もあることからエアコン普及率は80%台と低い。また「ヤモリ」や「塩害」によりエアコンが壊れるのを防ぐため、様々なメーカーが沖縄仕様に変更して販売しています。
命を守るためのライフラインになりつつあるエアコン。沖縄での普及に期待しましょう。
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