北海道のエアコン事情
近年異常ともいえる猛暑に悩まされる日本ですが、さすがに北海道は夏でも過ごしやすいのでは?というイメージがあります。
気候帯で言うと北海道は道南の一部を除き亜寒帯気候に分類されます。
暑さよりも厳しい寒さの方が注目される北海道。
近年の夏場の気温や冷房用途としてのエアコン事情はどのようなものなのでしょうか。
北海道のエアコン普及率
10年位前までエアコン普及率の全国平均が86%程度であったのに対し、北海道では18%程度とエアコンなしでの生活が普通であったようです。
しかし、近年は真夏日や熱帯夜の日数増加に伴って北海道でのエアコン需要も増加傾向にあります。
ここ10年くらいの間にエアコンの普及率は50%に届く勢いで伸びており、日本最北の北海道でも温暖化の影響が感じられます。
特に内陸部では真夏の気温上昇が顕著な場所もあり、そのような場所でのエアコンの需要はとりわけ多く、道内でも普及率に差があるのではないかと考えられます。
北海道は非常に広いため地域の気候に大きな差があり、例えば一番涼しい街と言われる釧路に比べ内陸の帯広ではエアコンの普及率が9倍近いという調査結果もあります。
近年の夏の北海道
異常気象のせいか、もしくは地球環境の自然の流れか近年夏の北海道ではこれまで考えられなかったような高い気温を記録することが珍しくありません。
2019年5月における日本の最高気温39.5℃が北海道で記録されたことも大きな話題となりました。
夏場の一時期に注目してみると北海道でも35℃台を記録することが珍しくないなど年々気温が上昇していることがわかります。
それでもエアコン普及率半数止まりの理由
旅行などで北海道を訪れた際は、就寝時はエアコンをつけっぱなしにしないように注意しましょう。
北海道の日中は確かに猛暑ですが、明け方は日本の高原のように涼しくなります。
エアコンをつけたまま寝てしまうとホテルの部屋の中が冷え込むので、お腹を冷やして下痢になったり、のどを痛めてしまったりと体調を崩してしまうので注意が必要です。
就寝時にはエアコンをタイマーでオフにするようにしましょう。
北海道のエアコン事情 まとめ
年々気温の上昇とともにエアコン需要も高まりつつある北海道ですが、エアコンなしの生活もさほど珍しくない様子が伺えます。
その理由には湿度の低さや、夜間の気温が下がりやすい、また夏が短いなど年間通してエアコンを稼働させる機会が本州以南に比べ少ないという背景が影響していると言えそうです。
2020年調べ
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