中国地方のエアコン事情
中国地方とは、本州西部に位置し、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県の五県で構成されています。
中国山地を挟み日本海側を山陰地方、瀬戸内海側の山陽地方と大きく分けられており、古くから海運を利用した商業都市が繁栄し、港町が多数あるのが特徴です。
日本一の縁結びの聖地の出雲大社、世界遺産に登録された厳島神社など、日本文化を感じられる観光地や、ズワイガニや牡蠣など、日本海、瀬戸内海で取れる豊かな海の幸は全国的に有名です。
中国地方の気候
中国山地を境として、山陰地方と山陽地方とでは大きく気候が異なります。
中国地方には夏に南東から、冬に北西からの季節風が吹き、山陰地方は季節風の影響で冬には雨や雪が多く降ります。
一方、山陽地方は中国山地と四国山地に挟まれているため、風の影響を受けにくく年間を通じて降水量が少なく温暖な気候です。
2020年の梅雨明けは7月30日頃で例年より一週間以上遅く、7月の降水量は例年の3倍となり、崖崩れによる死亡事故や、川の氾濫による被害が出ました。
梅雨明け後は猛暑となり、38度超えの日もあり、12地点で8月の観測史上最高を記録しました。
中国地方のエアコン普及率
内閣府による消費動向調査によると、エアコンの全国の普及率は2020年は91%でした。
中国地方五県全て90%前後と、全国平均とほぼ同等の普及率です。
特に山陰地方の冬は雪が多く降り冷え込むことからエアコンは必需品となり、加えて昨今の異常気象による夏の気温の上昇が、中国地方のエアコンの高い普及率であることの理由の一つと考えられるでしょう。
エアコンで熱中症を防ぐ
ここ数年で、夏には35度を超える「猛暑日」が日本各地でたびたび相次ぎ、エアコンはもはや生活になくてはならない必需品と言えるでしょう。
熱中症患者の発生数は気候に大きく左右されますが、気温が高くなるにつれて熱中症患者が増えるリスクが高まることは言うまでもありません。
強い日差しのなか長時間屋外にいることで熱中症にかかると思われがちですが、死亡事故の発生場所の5割以上が住居であったことが厚生労働省から報告されています。
エアコンから出る風が苦手なのでエアコンを設置しない、また、設置していても使用頻度が少なくエアコンが正常に動作しないことが、住居での高い死亡率の理由の一つとして推測できます。
熱中症による事故を防ぐには、室内でも小まめな水分補給に加えて、必要な時にはエアコンを使い部屋を快適な温度に保つことが重要であると言えるでしょう。
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