アメリカのエアコン事情
アメリカ大陸北部に広く国土を持つアメリカの広さはなんと日本のおよそ25倍です。
国土が東西南北にわたり広いことから地域により気候も様々。
そんな気候も文化も日本とは違うアメリカのエアコン事情について見ていきたいと思います。
アメリカではセントラル空調が広く普及
国土が広いため空調事情も所により様々であるアメリカですが、日本との大きな違いとして挙げられる点は全館一斉空調であるセントラル空調が広く普及していることではないでしょうか。
日本が各部屋を個別で温めたり冷やしたりするのに対し、アメリカではすべての部屋を均一の温度に保つセントラル空調システムが広く普及しています。
空調設備は一つで、家中をまるごと一定の温度に保つようにするセントラル空調。
日本でも、暖房に関しては冬場に雪深くなる北海道では家を丸ごと温めるセントラルヒーティングを使用する家庭がよく見られます。
セントラル空調のメリットとデメリット
この家中の温度を一定に管理するセントラル空調には様々なメリットとデメリットがあります。
セントラル空調のメリット
アメリカに住んだ経験のある方に聞いてみるとまずエアコンに関する特徴として挙げられるのが、各部屋には冷気や暖気を送る通風孔のみで見た目がすっきりしているとのこと。
室外機に関しても設備は一か所で済みます。
日本では各エアコンに一台の室外機が必要なので庭やバルコニーに数台の室外機・・・という光景も珍しくありません。
また、居室以外の浴室や廊下、トイレなどのスペースも丸ごと空調が行き届くため、家のどこにいても快適に過ごすことが出来ます。
これについては循環器疾患の原因にもなるヒートショックを予防する意味でもメリットがあるようです。
おおもとの設備が一つであるため日常的なメンテナンスも手間が一か所で済むという特徴もあります。
セントラル空調のデメリット
一方、デメリットとしては全館対応の空調ということで使用していない部屋のためにもエネルギーが使われるためエコではない、またアパートなどの集合住宅の場合住人ごとの個別の温度設定が出来ないといったことが挙げられます。
他にも、設備が大掛かりであることから初期費用が高いことや、故障や不具合の際の修理について規模、費用ともに大掛かりであることなどが挙げられます。
省エネ志向を受けてダクトレスタイプの空調も普及
このようにエアコン事情においては日本と大きな違いがあるアメリカですが、近年では世界的な省エネ志向の背景もあり、日本で一般的なダクトレスタイプの空調も普及しつつあるようです。
快適とエコの両方に配慮したいという時代の流れを汲んで、アメリカのエアコン事情も今後変化していくことが想像できますね。
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