シンガポールのエアコン事情
シンガポールでは、部屋にエアコンが設置されていることが一般的です。
シンガポールの気温は年中30℃くらいで湿度が高いため、すぐ部屋にカビが発生します。このため、エアコンは1年中ほぼ24時間つけっぱなしになります。
しかも…エアコンの基本設定温度は22℃で、部屋の中は極寒と言われるほどです。
ではなぜシンガポールではここまでエアコンが普及し、寒すぎるほどにエアコンをきかせるのでしょうか。
エアコンの効き具合は、裕福な証!
今では、先進国の中でもトップに名を連ねているシンガポールですが、エアコンがある家は「裕福な証」であり、エアコンの「キンキン度合い」が「豊かさ度合い」を表すと言われていた時代がありました。これを受け、見栄はり気質を持った中国人商人たちは、おもてなしの意味も込めてどんどんエアコンの設定温度を低くしていったようです。
エアコンの普及とシンガポールの発展
エアコンの普及により、「涼しい部屋」で「クールな頭」で仕事ができるようになったことが、シンガポールの発展に大きく貢献しました。
実際に、シンガポール建国の父、リー・クワン・ユー元首相は、「エアコンはシンガポールの歴史の中で重大な発明の一つ。エアコンのおかげでこの熱帯の国でも発展することが可能になり、文明化の性質が根底から変わった」と言っています。
そしてこの首相が「起きている間は22℃、寝ているときは19℃がベスト」と言っており、エアコンの基本設定温度が22℃にされているのも、この首相の好みが反映されているという説もあります。
もしシンガポールにエアコンがなかったら、現在の超高層ビルが建ち並ぶ、あのシンガポールは存在していなかったかもしれません。
シンガポールのエアコメンテナンス事情
シンガポールでは、賃貸契約書に3か月に1回専門業者によるエアコンメンテナンスの条項があります。3か月に1回のエアコンのメンテナンスというのは、日本人にとって多く感じるかもしれません。しかしシンガポールでは、1年中ほぼ24時間つけっぱなしにする必要があるため、決して多くないのです。
シンガポールの人々にとって、エアコンのメンテナンスは、日常のひとつになっています。日本でも、年1回はプロのエアコンクリーニング業者さんを呼んでエアコンのメンテナンスをしてみてはいかがでしょうか。
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