セルビアのエアコン事情
セルビアは2006年に旧ユーゴスラビアから独立した、バルカン半島の中心部に位置する国です。首都ベオグラードは、ヨーロッパ最古の都市のひとつと言われており、中世にタイムスリップしたような光景を見ることができます。
日本人にはあまり馴染のない国ですが、多くの興味深い観光スポットやおしゃれなカフェとレストランが立ち並ぶ通りなどもあり、観光で訪れても楽しめる国です。
今回は、そんな中世にタイムスリップしたような光景を楽しめる国、セルビアのエアコン事情についてご紹介します。
セルビアの気候
セルビアの気候は穏やかな大陸性気候。1月が年間でもっとも寒く、月間平均気温は山岳地帯では-6℃、平野部では0℃程度。もっとも暑い月は7月で、月間平均気温は11~22℃です。
最高気温は、2007年に中央部のスメデレブスカ・パランカで44.9℃を記録。最低気温は1985年に南西部のペシタル高原で-39.5℃が記録されました。
山岳地帯も多いため朝晩冷え込むことも多く気温の寒暖差が大きいのが特徴です。四季があり、冬は降雪も多くスキーリゾートとしても人気があります。
セルビアの夏(6~8月)
ヨーロッパに属するセルビアでは、家庭用エアコンは普及していません。普及しない理由としては、やはり夏でも過ごしやすいということ。
日本のように湿度がなく、朝晩は羽織物が必要なほど涼しくなるので、エアコンは必要とされていないようです。
暖房設備は整っているセルビア
セルビアの冬は-15℃まで気温が下がるので、セントラルヒーティングシステム等、暖房設備が整っています。都市部の集合住宅は、建物全体のセントラルヒーティングが主流です。気になる暖房費ですが、もちろん建物によりますが、月々6,000ディナール(=6,000円)ほどの暖房費がかかるそうです。
さて、ヨーロッパでよく使用されているセントラルヒーティングですが、これは1箇所の熱源から住宅の各所に熱を送って家全体の暖房を行う空調方式のことです。
熱源としてはボイラーが使われており、配管に温水を通し、室内の温水パネルによって床暖房や室内の温度調整を行っています。
セルビアの冬は厳しいので、暖房施設はしっかり整っているようです。逆に夏は、年によっては30℃を超す日もあるようですが、カラッとしているのでエアコンが無くても過ごせるほど。セルビアの人々にとっては暖房設備が重要とされていると言えるのではないのでしょうか。
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