ペルーのエアコン事情
ペルーといえばマチュピチュやナスカなど、多くの遺跡が人々を魅了するアンデスの国です。そんなペルーの首都リマの街は大きく旧市街と新市街に分かれており、旧市街には植民地時代に建てられた建築物が多く存在し美しい景観が魅力で、この旧市街はユネスコ世界文化遺産にも指定されています。
また、リマは一年を通してほとんど雨が降りませんが、湿度が高く、とくに冬は霧が立ちこみ、まるで雲のなかで生活しているような感じです。
砂漠気候で「雨が降らないにも関わらず高湿度」という特殊な気象条件といえるでしょう。
このように特殊な気象条件のペルーでは、冷房の需要はあるのでしょうか。
ペルーの気候
ペルーには日本と同じように四季がありますが、はっきりとした移り変わりがあるわけではありません。また、冬になっても日本のように低い気温にはならず、冬の最低気温でも10℃を下回ることはあまりありません。
また、気温は一年を通して暖かく、夏季では蒸し暑い日が続き、冬季では、夏季ではないようなどんよりした曇りの日があります。
夏は、日焼け止めクリームの強さUV100が必要なくらい紫外線がとても強いのも特徴です。夏(11月~4月)にペルーを訪れる際は、日焼けに注意しましょう!
ペルーの冷暖房事情
現代の日本での「快適」な生活には冷暖房が欠かせません。
昔の日本では、火鉢・練炭や豆炭のコタツがあり、寒くても、暑くてもガマンをして機械を使わず、涼しくなるよう、暖かくなるような工夫をしていました。
ペルーではまだまだそのようなところがあり、アンデスの山の中に行けば、外と中と同じ服を着て寒さをしのいでいる地方の村もあります。
首都リマなどのホテル等ではエアコンが設置されている施設もありますが、地方の村ではエアコンなどの機械があるところは少ないようです。
ペルーの家屋
ペルーの9割の建物の壁は未だにレンガを使用しています。
レンガは、耐熱性能・蓄熱性能を持っており「夏はひんやり・冬はあたたかい」という特徴があります。
しかし、レンガの特徴である、外気の寒さも熱さも、一旦取り込んでくれる蓄熱性が「悪さ」をすることがあります。
日本でもコンクリートのマンションやアパート内で、夜間に熱中症で倒れる方が多く出ました。これは、コンクリートの蓄熱性が原因です。
日中溜め込んだ熱を、おおむね8~10時間後に放出するため、夜間こそ暑くてたまらないという現象です。
そのようなことを考え合わせると、レンガ造りの家屋では、室内の熱を逃がす通気の面でもかなり工夫が必要となるのではないのでしょうか。
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