モンゴルのエアコン事情
「モンゴル」と聞いて、草原や馬に乗って移動する遊牧民の姿を想像するかたは多いのではないのでしょうか。もちろん今でも遊牧は健在していますが、モンゴルの首都ウランバートルでは、日本の都市部とあまり変わりがなく高層マンションなどが立ち並んでいます。
またモンゴルといえば、日本の角界で活躍する力士も多く、民族的なつながりでも親近感のわく国です。そんな親近感のあるモンゴルですが、日本では現在のモンゴルの生活事情を知っているかたは多くありません。
涼しいイメージのあるモンゴルの夏ですが、どのような気候で、どのような暮らしをしているのでしょうか。
モンゴルの夏(6月~8月)の気候
モンゴルは寒暖差の大きい大陸性気候で一年を通して乾燥しています。
夏は7月が一年で一番気温が高く、平均気温は20℃前後です。
また、日中は日差しが強く、30℃を超えることもありますが、湿度が低いので比較的過ごしやすい気候です。朝晩は20℃を下回るので肌寒く感じます。
モンゴルの家屋(ゲル)
主にモンゴル高原に住む遊牧民が使用している伝統的な移動式住居のことをゲルと言います。またウランバートル等の大都市では、マンションで生活する人の他に、ゲルで生活する人たちがおり、このゲルが集中した地域を「ゲル地区」と呼びます。
ゲルにエアコンは?
モンゴルに訪れる際の宿泊先としてゲルに宿泊することもできます。
伝統的な移動式住居ということで、ゲルには生活する設備があまり整っていないイメージを持っているかたもいるかもしれませんが、電気もWi-Fiも飛んでいます!
しかしながらエアコンは設置されていません。
ゲルでの夏の過ごし方
素朴なつくりのゲルでも気候に適した住まいになるよう工夫がされており、夏の昼間30℃を超える時期には、床暖のようなものをはずし、屋根や壁のフェルトの数を減らして巻き上げ、風の通りを良くして涼をとります。
モンゴルの冬
モンゴルは夏が短く、真冬になればマイナス20℃といった厳しい寒さが訪れます。
こうした環境に適応するために現代の暖房機器やソーラーパネルを搭載するゲルもありますが、それでも昔ながらのゲルの中で薪を焚いて冬を乗り切る人々も多いようです。
まとめ
モンゴル都心部のホテル等では、エアコンが設置されているが、ゲルにはエアコンは設置されていない。モンゴルの夏は、日中30℃を超えることもあるが湿度が低いため比較的過ごしやすい。冷房がなくても過ごせるためエアコンの必要性は低い。
冬が長いモンゴルでは、冷房よりも暖房機器が重宝される傾向にある。
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