マレーシアのエアコン事情
マレーシアの気候
マレーシアはタイと国境を接する東南アジアの国で首都はクアラルンプールです。
赤道に近い場所に位置していることから常夏の熱帯雨林気候であり、年間を通して雨量が多く、気温は高温一定であることが特徴です。
マレーシアの気候は東部と西部で多少のズレはありますが、おおよそ11月から2月が雨季、3月から7月が乾季とされています。
雨季と言っても日本の梅雨のようにしとしと降る長雨ではなく南国特有のスコールが短時間に激しく降るタイプの雨です。
マレーシアのエアコンタイプ
ダクトレスタイプのエアコンが主流
一般住宅については、アパートタイプの集合住宅も多く間取りも広くない作りが特徴的のマレーシアでは私たちの見慣れているダクトレスタイプのエアコンが主流のようです。
エアコンを設置している一部屋ごとに室外機を取り付けるため、住宅の壁面には日本でもおなじみのたくさんの室外機が並ぶ様子を目にすることが出来ます。
エアコンメーカーは日本製ではパナソニックが人気とのことですが、優秀である反面購入コストが高く現地の一般家庭ではマレーシア製や中国製のエアコンも多く使われており、その種類はバラエティーに富んでいる印象です。
業務用では世界的にも高いシェアを誇るダイキン製も多くの店舗や宿泊施設などで導入されています。
冷房専用のエアコンが主流
日本でエアコンと言えば、暖房機能も付いているのが普通ですが東南アジアで使われるエアコンは暖房機能がない冷房専用のものが主流です。
リモコンもシンプルな作りで手のひらに収まるようなタイプのものがよく見られます。 また、車の空調も同様で輸入車以外では基本的に冷房のみのシンプルな作りになっています。
マレーシアのエアコンクリーニング需要
年間通して高温多湿の気候と年中エアコンを使用する環境が原因でマレーシアのような国ではエアコンの汚れがとても気になります。
結露が多く、常に水分にさらされているのでカビの発生も非常に厄介です。
基本的にはしっかりしたアパートやコンドミニアムでは管理者が定期的にクリーニングを入れるのですが、正直年に2回程度の定期クリーニングでは間に合わないこともありその場合は個人で業者に依頼するケースがあります。
エアコンクリーニング業者も数多く存在するため依頼に困ることありませんが、日本以上に業者ごとの技術やサービスの品質に差があるためしっかり情報収集をした上での依頼が必須です。
マレーシアのエアコン事情いかがでしたでしょうか。
日本と住宅環境が近いためにダクトレスタイプが主流である点は同じでしたが、やはり気候が違うとエアコンの機能にはその土地の特徴が現れます。
旅先では是非エアコンウォッチングも楽しんでみてくださいね。
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