インドのエアコン事情
インドは、日本の約9倍の面積で「インド亜大陸」とも称される世界第7位の国土を持つ広大な国です。観光場所も豊富で、ヤシの木が繁る熱帯の海岸線、雪に覆われたヒマラヤの聖地、ラクダが行き交う乾いた砂漠、ベンガルタイガーが生息する森林、緻密な彫刻に彩られた建造物などがあり、5000年の歴史が生み出した多くの遺物を前にするとどれから見たらいいのか、途方に暮れてしまうかもしれません。
また、「インド=暑い」というイメージをもつかたも多いのではないのでしょうか。
では、インドではどのような暑さ対策をしているのでしょうか。
インドの気候
インド全体をざっくりとらえると、インドの気候は「乾季」「暑気」「雨季」の3つに分けられます。
「乾季」は主に11月~2月頃まで。
雨はほとんど降らず、気温も比較的落ち着くので、観光にはおすすめの時期です。
「暑季」は3月末~5月頃まで。
気温がどんどん上がり、中でもデリー周辺など北部インド平原部では40℃を超えることも。場所によっては50℃になることもあり、湿度も高くなります。
「雨季」は6~9月頃まで。
雨季に入ると雨が多くなり、どっとまとまった豪雨が1時間くらい降ります。
インドの暑さ対策
インドではかつて、熱波によって1週間に400人以上が死亡したことがありました。
50℃にもなるインドの気候ですが、どのような暑さ対策をしているのでしょうか。
エアコンを使う
中間層以上の人たちはエアコンを使って暑さをしのいでいます。
日が暮れるのを待つ
インドでは、エアコンに多額のお金をかけられない人が圧倒的に多く、お金があっても一部の大都市を除けば停電や電圧の頻繁な変化などがあり、電力供給が不安定でエアコンを使うのも容易ではないのが現状で、人々は日陰で水分補給をして日が暮れるのを待ちます。
また、一番暑くなるのが午後3~4時で、インド人ワーカーなどは、この時間帯は暑くて仕事にならないので、チャイタイムと言って休憩と、昼寝をします。
カレーを食べる
辛いカレーには、汗を流して体を冷やす役割があり、香辛料がたくさん入ったものを食べて、汗をかくのは必要不可欠です。しかし、現地の人は「おいしくて口に合うものだから食べているのだ。汗をかくために食べているわけではない」と言っているそうです!
まとめ
インドでは、中間層以上の人々はエアコンを使って涼んでいるが、ほとんどの人々が水分補給や食べ物、休憩をとるなど工夫をして暑さ対策をしている。暑さに慣れているインドの人々は、エアコンに頼らず「暑季」を過ごしている。
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