ギリシャのエアコン事情
ギリシャといえば…一番に思い浮かぶのは真っ白な建物に、真っ青に輝く海のコントラストが美しい街並みではないのでしょうか。
この白い建物は、夏に日差しが強く建物の中が高温になるのを防ぐためで、地域一帯の家を白くすることで結構な効果があるようです。
また、ギリシャ料理は「地中海食」と呼ばれています。
この地中海食とは、ナッツ、オリーブオイル、野菜、果物、全粒穀物、豆、種子、魚、鶏肉が豊富で、チーズとヨーグルトは頻繁に食され、赤肉、卵、菓子の消費は控えめな地中海沿岸諸国の食習慣のことで、健康食として世界的に知られています。
今回は、そんな健康的な食事と爽やかな夏のイメージがあるギリシャのエアコン事情についてご紹介します。
ギリシャの気候
ギリシャは、地中海性気候で、全体的には温和で過ごしやすい気候です。
夏は晴天が続き、日中の気温が30℃を超え、日差しも強いですが、湿度は低いので、日本のような蒸し暑さはありません。
8月の首都アテネは、平均気温29℃、平均最高気温34℃です。
最高気温まで暑くなったとしても、少し日陰に入れば涼しく過ごすことができ、日向で暑くても、風が吹けば爽やかで太陽が隠れて夜になると、涼しく感じます。
しかし2021年のギリシャでは、過去30年で最も深刻な熱波に見舞われており、最高気温が45℃に達しています。こうした熱波は、人間の活動による気候変動で今後ますます頻繁に、かつ深刻になっていくとみられており、その結果の高温で乾燥した天気が、山火事を助長すると言われています。
ギリシャのエアコン事情
ギリシャは、南ヨーロッパに位置する共和国です。ヨーロッパの家庭ではエアコンはほとんど設置されていません。ヨーロッパでは、もともと夏でも涼しいうえに、エアコンは体に良くないとされ、エアコン嫌いの人が多いとされています。
世界でもっともエアコンの数が多いのは中国で、全体の35%を占めており、約半数の家庭がエアコンを保有しているということになります。続いてアメリカ(23%)、日本(9%)、EU(6%)、韓国(4%)となっています。
世帯普及率でみると、アメリカでは90%。日本でも内閣府の消費動向調査で、90%を超えていますが、ヨーロッパでの普及率は5%未満です。
しかし、ヨーロッパでは繰り返す熱波を受けて、人々の考えも変化。「エアコン嫌い」とは言っていられなくなってきています。
フランスでは2003年の熱波により1万5000人が亡くなりました。この悲劇を繰り返さないためにも、今後ヨーロッパでのエアコンの需要が増えると考えられています。
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