オーストリアのエアコン事情
日本からはるか遠く、50ヵ国もの国が連なる欧州・ヨーロッパ。
歴史は古く、今でもその多くの国で、美しい建造物や街並みが遺跡として残されています。
北西部は北海道よりも緯度が高く、一年を通して寒い印象ですが、実は暖かい海流と偏西風の影響で温暖の傾向があります。
特に昨今は異常気象ともいわれ、ヨーロッパ北西部でも日中は30度を超える日も多々。
冬の寒さと同様に夏も暑さが厳しくなってきています。
そんなヨーロッパの中央に位置するオーストリアでも、夏の過ごし方が変わってきているようです。
一般的とされるエアコンのタイプは?
オーストリアはヨーロッパの中でも山岳地域が多く、湿度も低いため、夏でも比較的冷涼と言われていますが、それでも夏の気温は30度を超える日があります。
日が落ちると気温もぐっと下がり涼しくなるので、これまではエアコンがなくとも不便ではなかったようですが、このところ一般家庭でもエアコンの普及率が上がってきました。
オーストリアで普及されているエアコンは、大きく2つのタイプに分けられます。
室内機/室外機が分かれたタイプ
日本で一般的に使用されているタイプです。
電気代も比較的安く、種類も豊富ですが取り付け工事をしなければなりません。
これまでエアコンに疎遠だったオーストリアの方からすると、工事が必要である点はデメリットかもしれませんね。
室内機/室外機一体化タイプ
本体代や電気代はかかるものの、工事が不要で手軽に使えるのが一体化タイプです。
日本では窓用エアコンがありますが、こちらも同様に窓からホースを通して排気をします。
使う時だけ窓に取り付けて使用できるタイプなので工事は不要ですが、都度取り付けるのは少々面倒かもしれません。
活躍しているエアコンメーカーは?
オーストリアにて2つあるエアコンの種類のうち、広く使われているのはやはり室外機/室内機が分かれたタイプのようです。
頻繁に、そして長く使用することを考えている方が多いということでしょう。
また、その中でも人気のメーカーはHITACH、TOSHIBA、Panasonic…そう、おなじみの日本メーカーのようです。
高温多湿の日本でも使用されているエアコンであれば、性能や安全性なども間違いないといった信頼の表れなのかもしれません。
とはいえ、気候はもちろんのこと、文化や歴史など異なる点も多い海外で現地のニーズに応えながらも活躍しつづけていくことは、日本のエアコンメーカーにとっても大きな課題ともいえるでしょう。
いずれにせよ遠い海外でも日本のエアコンを見ることができるのは、日本人の私たちにとってもなんだか誇らしいことですね。
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