オーストラリアのエアコン事情
南半球に位置するオーストラリアは日本とは季節が逆にやってきます。
日本の20倍以上の広さであるオーストラリアは実は世界で一番大きな島であり、広大な国土のため4種類もの気候帯が存在します。
エアコンの普及状況
気温が高く日差しも強いイメージがあるオーストラリアですが、真夏には時に40℃を超える地域もあり日本以上に夏の暑さが厳しい国と言ってよいかもしれません。
観光地として人気のシドニーでは30℃を超える時期が年間の半分以上になるといいます。
そんなオーストラリアではきっとエアコン文化が発展しているはず、と考えますが暑いイメージとは逆に日本に比べるとエアコン普及率が高いとは言えないようです。
その理由には湿度の低さと寒暖差が関係しています。
オーストラリアは非常に暑くなる時期がある反面、湿度が低くカラッとした気候が特徴で同じ気温でも日本の夏とはおそらく体感温度が違います。
夜間も気温が下がりやすく、天井のシーリングファンや窓を開けるなどの工夫次第で暑さをしのぐことが可能です。
また、物価が高くエアコン代、設置料金、電気代全てにおいてエアコンの導入に非常に費用が掛かるため維持費を考えてもその他の工夫で暑さ対策をする家庭も多いのかもしれません。
オーストラリアで人気のインバーターエアコン
日本と比べるとエアコン普及率が高くないとは言え、温暖化の影響もありオーストラリアでもエアコン需要が高まっていると言います。
そんなオーストラリアのエアコン事情でも特筆すべきなのはそのエコ意識です。
豊かな自然が観光資源でもあるオーストラリアは、環境保全のため国をあげて省エネ対策に取り組んでいます。
こうした省エネ需要の中消費を伸ばしているのが「インバーターエアコン」です。
インバーターエアコンは温度を一定に保つためにモーターがきめ細やかにコントロールされるタイプのエアコンで無駄な動きが無いため、エネルギーの消費を抑えることが出来ます。
古いタイプのエアコンでは段階的な細かい制御が難しかったため冷えすぎたり、暖まりすぎたり電力の消費が激しいというデメリットがありました。
インバーターエアコンはその弱点を改善し、賢く細やかな動作をするタイプのエアコンで省エネ意識の高いオーストラリアで注目を集めています。
エアコンの形としては、住宅が大きいためにセントラル空調や、大型の壁掛けタイプが多い印象のオーストラリアですが、そのエコ意識から効率よくエネルギーを抑えた空調に特化したインバーターエアコンが需要を伸ばしている現状です。
効果を期待した大型の空調設備にプラスして省エネを意識している点は、ハイブリット型のエアコン事情と言えそうです。
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