熱交換器
リモコンのスイッチひとつで、部屋を涼しくしたり、暖かくしたりしてくれるエアコンですが、どのような仕組みをしているのかご存じでしょうか?
特にエアコンを自分で掃除しているという方は、ある程度エアコンの仕組みを知っていないとトラブルを招きかねません。
エアコンの内部には「フィルター」「熱交換器」「クロスフローファン」の3つの部品が入っているのですが、今回は、この中のひとつである「熱交換器」についてご紹介します。
熱交換器とは?
熱は高温から低温へ移る性質があり、この性質を利用して、効率的に熱を移動させる装置のことを「熱交換器」といいます。
エアコンは、部屋の中にある室内機と、部屋の外にある室外機の2つで1セットになっており、この2つがそろって1台のエアコンになります。
冷房時にエアコンは冷媒と呼ばれる「ガス」を使って、室内機の「熱交換器」で部屋の中の熱を奪い、室外機の「熱交換器」で大気に熱を放出します。
このように室内機、室外機それぞれの熱交換器が、熱を交換し続けることで冷風・温風が生まれるのです。
エアコンにおいて熱交換器は、温度調節をするのにとても重要な働きをしています。
熱交換器の汚れ
エアコン熱交換器の大部分は、薄いアルミ板が並んでいます。
エアコンから出ている風は、熱交換器であるアルミフィンの隙間を通っている部屋の空気のみで、吸い込んだ部屋の空気を熱交換器で温度調節し、そのまま部屋に吹き出しています。
つまり、部屋の空気や熱交換器が汚れていると、室内機から吹き出す風も汚れた空気になってしまうのです。
さらには、室内機のアルミフィンにホコリが溜まっていると、空気の吸い込みが悪いため電気代が高くなることもあります。
では、熱交換器の掃除はどのようにすればよいのでしょうか?
熱交換器の掃除
スーパーマーケットやホームセンターなどでは「エアコン内部洗浄剤」が販売されており、室内機の熱交換器に直接吹きかけることで、フィンの内側にこびり付いた汚れやカビを分解して落としてくれます。
しかし、自分で熱交換器の掃除をする場合はリスクが伴い、よくわからずに触って傷をつけてしまった場合は、修理に出さなくてはいけない状況にもなりかねません。
熱交換器は、部屋を涼しくしたり、暖かくしたりするのに欠かせないもの。
だからこそ、熱交換器の掃除をするときには注意が必要です。
修理代などの余計な出費を増やさないためにも、エアコンの掃除は、知識や道具を持っているプロの業者さんにお任せすることをおすすめします。
JACAエアコンクリーニングスクール運営の一般社団法人日本エアコンクリーニング協会 エアコンの材質に関するコラム・熱交換器 TOPへ
日本エアコンクリーニング協会へのお問い合わせは
JACA 一般社団法人
日本エアコンクリーニング協会
事務局TEL 048-796-5800
お電話受付時間 10~17時、土日祝休
【本部】〒115-0055 東京都北区赤羽西1-29-5
【研修センター第一・第二教室】
〒339-0057
埼玉県さいたま市岩槻区本町5-6-35
【新宿教室】
〒169-0073
東京都新宿区百人町1-20-17 星野ビル103
【大阪教室】
〒537-0025
大阪府大阪市東成区中道4-16-21 山上ビル3F
【福岡教室】
〒819-0015
福岡県福岡市西区愛宕1-1-35
リフレイン愛宕1F
aircon@j-aca.jp