プラスチック
プラスチックはなんと国内だけでも年間約1000万トンも生産されていることをご存じでしょうか?私たちの日常でも包装材や家電、自動車、医療機器等に至るまでプラスチックは様々な用途で用いられています。
今回は、そんな私たちの日常に欠かせない材料のプラスチックについてご紹介します。
プラスチックのメリット
プラスチックには、下記のようなメリットがあります。機能性も高く、コストも安いためとても使いやすい材料と言えるのではないのでしょうか。
- 軽くて強い製品が得られる
- 耐錆や、防腐性が高い
- 素材の着色が比較的容易
- 電気や熱の絶縁性が高い
- 耐薬品性が比較的高い
- 特別な性質を持った製品が作れる
- 成形加工が容易で、製品コストが安い ほか
プラスチックのデメリット
プラスチックには、下記のようなデメリットがあります。
- 機械強度が弱い
- 溶剤に対して非常に弱い
- 表面が軟らかく、傷がつきやすい
- 汚れやすい
- 耐久性が劣る ほか
プラスチックのメリット、デメリットについてご紹介しましたが、私たちの日常には、さまざまなプラスチック製品が存在します。
そのひとつに暑い夏に大活躍するエアコンがあります。
家電量販店に行くと、新品のエアコンが展示されていますが、新品のピカピカの白さはとてもまぶしく見えるもの。
家のエアコンも最初はこんなに白かったはずなのに…いつの間にかくすんだ黄色になってしまって古さを感じてしまうことも…
さて、エアコンに限らず、プラスチック製品全般に言えることですが、この黄ばみはどうして起こるのでしょうか?
黄ばみの原因は?
プラスチック自体の劣化
プラスチックの中に含まれる「ブタジエン」というABS樹脂は、経年劣化によって素材自体が黄ばんでいきます。
表面の化学変化
プラスチック製品は、加工の過程で「酸化防止剤」や「難燃剤」が添加されています。そのどちらかが化学変化を起こすと黄色く変色します。
タバコのヤニ
エアコンにもヤニが付着することで、黄色く変色してしまいます。
エアコンの黄ばみを落とすには?
エアコンの黄ばみを落とすには、メラミンスポンジ・漂白剤・オキシドールなどで黄ばみを落とすなどの方法がありますが、プラスチックには傷つきやすい特性がありますので注意が必要です。
自分でエアコンの掃除をして、外装を割ってしまったり、内部のファンをかけさせてしまったりということがあり、かえって修理代がかさんでしまうなんてことも…
そうならないためにも、エアコンのお掃除は知識豊富なプロの業者に任せましょう!
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