アルミ
「アルミ」と言えば何を思い浮かべますか?
飲み物の缶・建物の屋根・新幹線などのボディ・一円玉と非常に幅広く使われていることが想像できるのではないのでしょうか。
今回は、そんな日常のあらゆるところで使われているアルミについてご紹介します。
アルミを使うメリット
アルミを使うメリットと言えば、とにかく軽いということがあげられますが、他にも下記のような利点があります。
- 加工が多彩かつ綺麗に仕上がる
- 錆びにくい
- 無害・無臭
- 低温の強さ
- リサイクルがしやすい
アルミのデメリット
万能なアルミですが、そんなアルミにも下記のようなデメリットがあります。
- 鉄と比べて強度が高くない
- 溶接がしにくい
- 鉄と比べると材料費が高い
アルミは日常生活の上で欠かせない存在ですが、日常生活でも普段お目にかかれない場所で非常に手広く活用されています。そのひとつが夏に大活躍するエアコンです。
アルミは日用品や機械の部品となって、私たちの生活を支えてくれているのです。
では、エアコンのどの部分にアルミが使われているのでしょうか。
エアコンのどの部分にアルミが使われているの?
エアコンの「アルミフィン」という言葉を聞いたことがありますか?
これは、エアコンの本体内部にある熱交換器です。アルミでできた薄い板がたくさん縦に並んでいます。
エアコンのアルミフィンは、空気の温度を変える重要な役割をしています。
アルミフィンは、エアコンを運転させると冷房なら冷たく、暖房なら暖かくなります。
この温度の変化した空気が部屋に戻る仕組みであり、重要な機能です。
アルミフィンは、室外機の内部にもあり、冷房の時は室内から吸い込んだ熱が放出されて、暖房のときは室外の空気から熱を取り込む動作をしています。
アルミフィン部分のメンテナンス
アルミフィン部分は、エアコンを使用していくうちに結露が発生したり、カビが発生したりしやすい場所で、きれいいな状態を保つことがとても重要です。
アルミフィンがホコリなどで汚れていると、十分な機能を発揮することができません。
空気がその間を通り抜けても、ホコリのお布団に包まれていては…冷たさや暖かさをお部屋に渡せないからです。
また、汚れたアルミフィンを勢い良く通り抜けた空気は、ホコリや汚れをお部屋に撒き散らしてしまう恐れもあります。そのために、しっかりと掃除する必要があります。
エアコンのクリーングを自分で行うことは大変な作業となりますので、自分で行うのが不安なかたは、エアコンクリーニング業者を活用しましょう。
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