カビの種類 カーブラリア菌
私たちの生活の中で、「カビ」は切っても切れない関係にあります。
食品ですと、酒や味噌、醤油、鰹節、青カビチーズやカマンベールチーズなど、きりがないほど多くの食品がカビを利用して作られており、人は古来よりカビから多大な恩恵を受けてきました。
しかし、同じカビでも人の健康に害を及ぼすカビもあります。
エアコンなど空調が整っている昨今でも、例えば梅雨時以外の冬でもパンやみかんの表面、さらにはカーテンや壁紙などの住環境にまで「カビが生えてしまう」現象があり、このカビの中には、カビ毒を作り出す困り者もいます。
こうなるとカビは、単に「汚い」「不潔」ではすまされないものと言えるのではないのでしょうか。
私たちの身の回りによく見られるカビのひとつ「カーブラリア菌」についてご紹介します。
カーブラリア菌とは
台所やお風呂場のタイル目地が黒くなっているのをご覧になった経験はありませんか。
これらは、カーブラリア菌によるものが多く、カーブラリア菌は比較的高湿度の環境下で生育します。
浴室はカビが繁殖しやすい条件である湿度、温度、栄養が最も揃いやすい場所です。
このカビを取るには、次亜塩素酸ナトリウムが入った塩素系の漂白剤を正しく使用できれば根こそぎ死滅させることが可能です。
カビを除去する方法
- 塩素系漂白剤の効果を高めるために、ラップでパックをする
- そのまま5分以上置いてからラップを取る
- 漂白剤を流す
※カビがしつこい場合は、放置する時間を長めにとるか、間隔を十分にあけて換気をよくしてから同じ手順を繰り返します。
カビの再発を防ぐために、普段からカビの栄養となる石鹸かす、シャンプーやボディソープの飛び散りなどはすぐに掃除しましょう。
カーブラリア葉枯病
また、家に芝生があるかたは、カーブラリア葉枯病の経験もあるのではないのでしょうか。カーブラリア菌は、植物にまで被害を及ぼす菌です。
大量の雨や夜露で悪化しますので、そうなる前にしっかり病原菌を抑制しておくことが、悪化を予防するポイントです。
害を及ぼすカビは、私たちの生活の中にたくさん存在します。エアコン内部のカビもそのひとつです。
エアコン内部にカビがあると、エアコンをつけたときに部屋中にカビ菌が舞ってしまい、それを人が吸い込むことで喘息や鼻炎などのアレルギーの原因になるといわれています。
芝生のお手入れ、お風呂場やエアコンなど軽いカビの簡単なお手入れは自分で、もしカビが増えてしまって手に負えなくなったら専門の業者に相談してみましょう。
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