カビの種類 酵母菌
エアコンをつけたら「嫌な酸っぱい臭いが…」という体験をしたことはありませんか?
実は、このエアコンの嫌な臭いの主な原因は「カビ」や「酵母菌」です。
酵母菌が原因?と不思議に思う方もいるかもしれません。
このエアコンの嫌な臭いのひとつでもある酵母菌についてご紹介します。
酵母菌とは
酵母菌は、真菌類に属する単細胞の生きている菌の塊です。酵母菌は、パンの製造やビール、ぶどう酒醸造などに用いられており、私たちの生活の中で、身近な菌のひとつと言っていいのではないのでしょうか。酵母菌は、蛋白質を多く含み、ビタミン、酵素類に富んでいるので、栄養価はきわめて高い菌です。
では、カビと酵母菌ではどのような違いがあるのでしょうか。
カビと酵母菌の違い
カビの一部はカラフルで、多細胞生物であり、病原性になります。
また、人がカビの胞子を吸入するとアレルギー反応や呼吸器系の問題などの無数の健康問題を引き起こします。
酵母菌は無色で、単細胞の菌類であり、通常酵母は無害です。
しかし酵母菌は、糖度が高い食品を台無しにし、免疫系が弱い人々に害を及ぼす可能性があります。
したがって、カビと酵母菌の違いは、細胞構造の違いということになります。
しかし、カビと酵母菌は、胞子を吸入することにより人々に害をもたらすという共通点があるようです。
エアコンにカビや酵母菌が生える原因
エアコンの臭いは、前述のとおり「汚れ」「カビ」「酵母菌」が原因となっています。
実はエアコンは、カビや酵母菌が発生しやすい条件である、気温20~30℃、湿度70~80%、ホコリ・汚れの条件が整いやすい環境にあるのです。
このままの状態で放置することによって、エアコン内部はカビや酸っぱい匂いの元となる酵母菌が発生します。
ホコリや汚れはカビや酵母菌の栄養源となるため、気温や湿気と合わさるとカビや酵母菌が繁殖しやすい環境になってしまうのです。
エアコンのカビや酵母菌を防ぐには?
冷房や除湿を使用したあと、送風運転でエアコン内部を乾燥させることで、カビや酵母菌の元をなくすことができます。送風運転がないエアコンの場合は、内部乾燥や内部クリーンなどの機能を使って、乾燥させてください。
通常は無害な酵母菌ですが、免疫系が弱い人々に害を及ぼす可能性があります。
ご家族が安心して暮らすためにも、エアコンクリーニングは必要です。
クリーニング業者に依頼したほうがよい場合もありますので、エアコンの臭いが解消しない場合は、エアコンクリーニング業者へ相談してみましょう。
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