カビの種類 アクレモニウム
家の中や食べ物など、放っておくといつの間にか広がっている憎きカビ。
赤カビや青カビ、ピンクカビなど場所によって発生する種類がさまざまであることは、これまでの経験でご存知の方も多いことでしょう。
色でわかりやすく分類された名称をよく耳にしますが、実際のところはそれぞれ菌の名前をもっています。
私たちの身近なところに存在するカビについて、私たちはどれ程の知識があるのでしょうか。
至る所に潜むカビ アクレモニウム
アクレモニウム。
聞きなれない言葉ですが、これは植物や木材、河川、ハウスダストなどに分布しているカビ菌の一種です。
白や薄いピンク色をしており温かく湿っぽい場所を好むので、住宅に生えやすいカビ菌の一種とされています。
例えば高湿度の浴室や洗面所などの水回りはカビが生えやすいこともよく知られていますが、次のような場所にもアクレモニウムが潜んでいることがあります。
- カーペットや水回りのマットの裏
- タンスにしまっておいたままの服
- 加湿器の中
- 窓や部屋の壁面、天井
- 敷いたまま、押し入れにいれたままの布団
- エアコンフィルターの中
- クロスの内側
など。
つまり家の中ならどこでもアクレモニウムの発生するリスクがあるということです。
また、食べ物にも生えやすいので他のカビ菌同様、梅雨時期の食品管理には気を付けなければなりません。
アクレモニウムの生育は遅いのですが、毒性も産生することがあり、疾患を持っている方や免疫力の低下している方の体内に入ると病気を引き起こすことがあるので注意が必要です。
快適なお家時間を過ごすために
2020年のコロナの影響もあり、家で過ごす時間が増えた分、お家時間の快適さはこれまで以上に求められるようになるでしょう。
目にしたくないカビは、できれば発見してから取り除くのではなく、発生させない環境を作っておきたいものです。
その為には何より湿度が高くならないよう空気清浄機・除湿器などを使い、天気の良い日は外気を取り入れることです。
また、防カビ剤なども使用することも有効的です。
しかし薬剤を使用する場合は、その使用方法を誤ってしまうと防カビの効果が見られないだけでなく、人体に悪影響を及ぼす恐れも。
薬剤使用中は換気をしたり、他の薬剤と混ざらないようにしたり、皮膚を保護したりと、使用方法を必ず守って作業をしましょう。
とは言っても、なかなかクロスの内側やエアコンの内部など、簡単に手入れができない箇所もあります。
そのような場所は業者に相談し、防カビやカビ除去などのメンテナンスをお願いすると安心ですね。
JACAエアコンクリーニングスクール運営の一般社団法人日本エアコンクリーニング協会 カビの種類 アクレモニウム TOPへ
日本エアコンクリーニング協会へのお問い合わせは
JACA 一般社団法人
日本エアコンクリーニング協会
事務局TEL 048-796-5800
お電話受付時間 10~17時、土日祝休
【本部】〒115-0055 東京都北区赤羽西1-29-5
【研修センター第一・第二教室】
〒339-0057
埼玉県さいたま市岩槻区本町5-6-35
【新宿教室】
〒169-0073
東京都新宿区百人町1-20-17 星野ビル103
【大阪教室】
〒537-0025
大阪府大阪市東成区中道4-16-21 山上ビル3F
【福岡教室】
〒819-0015
福岡県福岡市西区愛宕1-1-35
リフレイン愛宕1F
aircon@j-aca.jp