和紙クロス
欧米の壁紙の多くは、定番として紙クロスが使用されていますが、日本の壁紙の多くは、ビニールクロスが使用されています。しかしビニールクロスには問題点があり、この問題点を解決することができる壁紙として注目されているのが紙クロスです。
この紙クロスを大きく分類すると、ヨーロッパやアメリカ製の洗練されたデザインのもの、日本に古くから伝わる和紙などのクロス、その他の非木材紙のクロスに分けることができます。
今回は、紙クロスの中でも和紙クロスの特徴やメリット、デメリットについてご紹介します。
和紙クロスの特徴
デザイン性と環境性能に優れた壁紙で、高級感があり手触りも良く、和紙の持つ独特の風合いを楽しむことができます。
また紙という特性上、湿気を吸収し乾燥時には湿気を放出するという特性があり、消音効果があるということも特徴です。
和紙クロスのメリット
ビニールクロスのような臭いがない
施工したばかりのビニールクロスは、独特の臭いが気になってしまうことがありますが、紙クロスは、特有の臭いがないため、壁紙を張り替えたばかりでも快適です。
からだに優しい自然素材でナチュラルな空間を演出
自然素材を使っているため、風合い・デザインを堪能できます。
和紙クロスのデメリット
色褪せしやすい
年月とともに表情が変化することを楽しめるという考え方もできます。
水・油に弱い
ほとんどの場合、プラスティックのような樹脂でコーティングや撥水加工が施されていますが、厚みがないために水拭きや薬品での掃除は難しくなります。そのため、水や油の汚れはシミになりやすいという大きなデメリットがあります。
継ぎ目が目立つ
紙の膨張収縮などで、壁紙の目地が目立つ場合があります。
擦れに弱い
掃除するときにゴシゴシこすらないように注意する必要があります。
技術が必要なため施工できる業者が限られる
ビニールクロスに比べ材料費も高く取り扱いもデリケートなので、壁面全面貼り変えの場合は、クロス職人に任せたほうが無難です。
和紙クロスのまとめ
和紙クロスは、色褪せしやすいというデメリットはありますが、紙という特性上、通気性や吸音性にも優れているため、一年中快適に過ごすことが可能です。
また、自然素材の紙クロスの魅力は、人体にほとんど悪影響がないということです。
これから暑くなるとエアコンを稼働させますよね。せっかく自然素材のクロスにしても、エアコンからカビ菌が舞ってしまっては健康によくありません。エアコンは、本格稼働する前にクリーニングを行いましょう!
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