漆喰
家を新築する際やリフォームをする際に悩むポイントのひとつに内装の壁材があります。
この壁材のひとつに「漆喰」という種類があるのはご存じでしょうか。
こちらは真っ白な壁をはじめ、ヨーロッパ調の凹凸感のある壁にしたいかたにおすすめの壁材で、自然な雰囲気を表現し、お部屋を素敵に演出してくれます。
日本の伝統的な家屋の壁にも使われてきた漆喰ですが、なんとなくは知っていても具体的にどのようなものか知っているかたは多くはないことでしょう。 今回は「漆喰」の特徴、メリット、デメリットについてご紹介します。
漆喰は呼吸をしている?
漆喰は、消石灰(水酸化カルシウム)を主原料とした塗り壁材です。
漆喰を使った壁は「呼吸する」と言われているのをご存知でしょうか?
調湿機能に優れた漆喰壁は、年間を通じて部屋の湿度を快適に調整、冬場の「乾燥」や夏場の「湿気」を防ぐ効果が期待できることが最大の魅力です。
また、昔からある「蔵」の内壁にも漆喰が使われており、収蔵品を湿気や乾燥から守ってきたといわれています。
気密性に優れている現代住宅には、漆喰は最適なのではないのでしょうか。
漆喰のメリット
お手入れが手軽な壁
静電気をため込まない性質を持っており、ほこりやゴミなどが付着しにくいのも特長のひとつです。
優れた調湿効果がある
湿度の高い状態だと余分な水分を吸い取り、逆に湿度が低くなると水分を放出するという、湿度調整の機能を持っています。
家でエアコンなどをつけると結露が発生することもありますが、呼吸をする漆喰の壁であれば、湿気を吸い湿度を調節するため、部屋の結露予防にも繋がります。
耐火性に優れている
不燃材料として建築基準法の中でも認められており、漆喰は燃えにくい素材です。
漆喰のデメリット
施工に手間と時間がかかる
養生をして下塗り、その後仕上げ塗りと手間がかかります。
ひび割れの起きる可能性がある
施工下地の状態や施工環境の影響を受けてひび割れが発生することがあります。
漆喰壁のまとめ
漆喰壁には、自然素材ならではの調質性・不燃性の機能性があり、経年劣化が少なくメンテナンスも簡単であるというメリットがある反面、ひび割れが起きるリスクや工期やコストが多少かかりやすいといったデメリットがある。
優れた調湿効果のある漆喰壁であれば、エアコンによる部屋の結露予防にもなるようですね。しかし…結露を予防できてもエアコンの中にカビ菌があると健康への影響が心配です。エアコンを本格稼働させる前にエアコンクリーニングをしておきましょう!
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