KOIZUMI-小泉成器-ってどんな会社?
小泉成器はいくつかのグループからなるKOIZUMIの一翼を担う日本の電機メーカーです。
小泉成器の歴史はその前身を含めると昭和18年の五光精機工業株式会社の設立に端を発します。 その後昭和21年に小泉産業と改称し、平成元年に小泉産業から営業分野を分離し小泉成器株式会社が誕生します。
小泉成器の多岐にわたる商品開発
中堅電機メーカーということで知る人は多くはないかもしれませんが、取扱製品は空調、調理、美容、オーディオ家電と多岐に渡り、フィリップスやヴィダルサスーンなど海外有名製品の代理店販売も行っています。
家にあるあの製品が実はKOIZUMI関連のものだった!ということも珍しくありません。
生活に密着した小泉成器の製品
小泉成器の生活に密着した製品はなじみのあるものが多くある中でプラスαの機能がある、ありそうでなかった発想のものが目に留まります。
例えばオーディオ家電のカテゴリーでは、デジタル世代でも使いやすいレコード用のプレイヤー、調理家電では燻製づくりが家庭で楽しめるオーブンなど基本的な機能中心のラインナップの中に他にはない発想と工夫から生まれた商品があるのがKOIZUMI家電の特徴です。
これは、自社のキャッチコピーとしても掲げている「違う発想がある」の言葉をまさに体現している製品づくりであると言えるでしょう。
その反対にすでにある技術を使い機能をシンプルに絞って価格を抑えたジェネリック家電の開発販売も行っており、幅広いニーズに応える多角的な商品アイデアも小泉成器の大きな魅力です。
KOIZUMIの空調家電 ~ 窓用エアコン
おなじみの家電を数多く作っている小泉成器ですが、なかでも空調家電にはちょっとした特徴があります。
空調と言えばエアコンですが、KOIZUMIブランドのエアコン製品を調べてみると出てくるのはおなじみの壁掛けエアコンではなく少し懐かしさを感じる窓用のエアコンです。
窓用エアコンのお勧めを検索してみてもその中に必ずKOIZUMIの名前を見つけることができます。
あまり見かけなくなった窓用エアコンですが、壁掛けエアコンにはない特徴を備えていてまだまだ需要のある製品です。
窓さえあれば設置が簡単にでき、室外機と本体が一体となっているため室外機を置くスペースがない住宅にも適しています。
コンパクトで室外機不要ということで持ち運びに便利で「引っ越しが多い」「夏場の冷房利用だけで冬は取り外したい」という方のニーズにもぴったりです。
「_違う発想がある」のキャッチコピーを掲げるKOIZUMI―小泉成器-はその言葉通り、これまでになかったようなプラスαの発想、そして次世代製品ではカバーしきれない隙間ニーズに着目し人々の生活を支える製品を生み出す、中堅ながら注目の国内電機メーカーです。
監修者:一般社団法人日本エアコンクリーニング協会講師 佐藤幸恵
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