長府製作所の歴史
長府製作所は給湯機器や空調機器など住宅設備機器の製造販売を行う電機メーカーです。給湯器では国内大手であり、石油給湯器と太陽熱温水器の生産シェアで国内ではトップクラスを誇ります。
さらに、空調関連では、エアコン、温水熱源機付エアコン、温風暖房機、温水暖房システムと多くの種類を開発、販売しています。
今回は、そんな給湯器の生産シェアトップクラスの長府製作所の歴史についてご紹介します。
長府製作所のはじまり
長府製作所は1954年、農機具メーカーとして創業。
その後、乾燥機用石油バーナーの開発をきっかけに、石油給湯器を主体とする住宅設備機器分野へと転進しました。
「お湯のある豊かな暮らしづくり」をテーマに、石油・ガス・電気・太陽熱などさまざまなエネルギーに対応した給湯器を現在も開発し続けています。
とくに石油給湯器はトップシェアを獲得するまでに成長し、さらにバス・キッチン、空調・暖房機器をはじめとする多彩な商品展開により、住宅設備機器総合メーカーへと発展しました。
省エネ大賞を受賞
長府製作所では、平成20年太陽熱利用給湯システム「エネワイター」を製造開始、平成21年「エネワイター」が「省エネ大賞」を受賞しました。
地球温暖化防止の貢献
エネフローをご存じでしょうか?
これは、"エネルギーの流れ"をイメージしたヒートポンプ熱源機の愛称です。
再生可能エネルギーの有効利用によるCO2排出量の削減を目指す、長府製作所のトレードマークなのです。
長府製作所が販売するヒートポンプ式熱源機は、大気の熱を利用して温水をつくるヒートポンプ式で、CO2排出量も大幅に削減でき、地球温暖化防止にも貢献しています。
この長府製作所「エネフロー」商品に、温水熱源機付エアコンがあります。これは床暖房とエアコンがひとつになった省エネ・省スペースの床暖房です。
冬はエアコンですばやく暖房し、床暖房でじっくり暖め、夏はエアコンでさわやかにします。
エアコンといえば部屋を冷やすイメージが強いですが、部屋を暖める機能も充実しています。万能のエアコンといえるのではないのでしょうか。
「人に優しい」「環境にやさしい」製品開発
現代社会の課題である環境保護やエネルギー問題。長府製作所の製品もこの問題に大きく関わりがあります。給湯器や冷暖房機器による温室効果ガスの排出やエネルギー消費の削減が求められているのです。
再生可能エネルギー利用製品の普及、私たち一般消費者の安全・安心を担保する製品安全化の徹底など、これからも積極的に果たしていきたいという長府製作所。
「人に優しい、環境に優しい」製品開発に期待しましょう。
監修者:一般社団法人日本エアコンクリーニング協会講師 佐藤幸恵
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