アイシン精機の歴史
アイシン精機の主な事業は、自動車部品の開発と生産です。今では車にかかせないGPSカーナビゲーション。この音声案内を行うボイスカーナビゲーションを世界で初めて世に送り出したのがアイシン精機です。
また、オートマチックトランスミッション(自動変速機)においては世界トップレベルとも言われています。
このほか、ベッドやミシンなど生活関連製品、ガスヒートポンプなどのエネルギー関連製品、さらには電動車いすなど福祉用品なども扱っています。
今回は、そんな自動車部品にたけているアイシン精機の歴史についてご紹介します。
アイシン精機のはじまり
1965年、愛知工業と兄弟会社である新川工業が合併。体質強化、国際競争力強化を目的とし「小異を捨て大同につこう」という両社の決断により「アイシン精機」が誕生しました。さらに1970年には、海外初の現地法人である「アイシンU.S.A」をロサンゼルスに設立。そして2015年には、アイシン精機・ アイシングループ 創立50周年を迎えました。
また、2001 年、世界No.1のブレーキシステムサプライヤーをめざして、アイシン精機、デンソー、住友電気工業3社のブレーキ事業を統合してアドヴィックスを設立。2019年、電動化の普及に向けた駆動モジュール開発・販売を目的とし、アイシン精機とデンソーが合弁会社を設立。などアイシン精機は、強みを活かすことを目的に合併会社を増やしています。
最近では2021年4月、中核企業であるアイシン精機、アイシン・エィ・ダブリュが経営統合し、「株式会社アイシン」として新たなスタートを切りました。
災害時にも使用可能!ガスヒートポンプエアコン(GHP)
アイシン精機では、ガスヒートポンプエアコンを販売しています。近年多発する自然災害への対策として、この商品が選ばれています。なぜなら、エアコンに発電機能が備わっており、突発的な停電時にもエアコン(冷暖房)が使用可能になるからです。大規模自然災害が発生した際、避難所として小中学校・高校の体育館が使用されます。こうした場所に設置されていると避難者の体調管理も安心です。
2011年 の東日本大震災以降、深刻な電力不足を背景に、ガスヒートポンプエアコン の節電効果に注目が集まっており、これに対応すべくアイシン精機では、ガスヒートポンプエアコンの新商品が開発されています。
「今までも、そしてこれからも節電のため、地球環境のため、アイシン ガスヒートポンプエアコン は貢献し続けます」というのがモットーのアイシン精機。今後の環境貢献に期待です。
監修者:一般社団法人日本エアコンクリーニング協会講師 佐藤幸恵
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