アイリスオーヤマの歴史
今では当たり前に使っている半透明の収納ケースですが、昔は中身がみえませんでした。
中身が見えないと何が入っているか分からず探すのが大変だったのではないのでしょうか。
この中身が見えない潜在的不満に注目し、世界初の透明の収納ケースを開発したのが、アイリスオーヤマです。
この「しまう収納」から「探す収納」へと概念を変えたことで、世界の収納文化を変えました。
現在の収納文化が存在するのはアイリスオーヤマのおかげといっても過言ではないのでしょうか。
現在のアイリスオーヤマでは、家電製品を主にLED照明や収納、インテリア用品、園芸用品、ペット用品、日用品、資材、食品などを幅広い分野の商品を取り扱っています。
また毎週「新商品開発会議」が開かれ、毎年1000点の新商品やモデルチェンジ品を生み出しており、アイリスオーヤマが生み出したヒット商品の中には、スマホを使って誰でも簡単に遠隔操作できるエアコンがあります。
このようにアイリスオーヤマは、新商品を生み出す力に優れているのです。
アイリスオーヤマのはじまり
1958年、大山森佑がプラスチック製の養殖用ブイや育苗箱をつくっていた町工場である大山ブロー工業所を創業。1971年に法人化して大山ブロー工業株式会社となりました。
1989年に本拠地を仙台市へ移転、1991年に社名をアイリスオーヤマ株式会社に変更し現在に至ります。
1992年以降、アメリカ・中国・ヨーロッパへ進出、2000年代には家電部門を拡大し、スマホを使って遠隔操作できるエアコンを開発するなど、家電部門においてもヒット商品を生み出しました。
快適生活がキーワード
アイリスオーヤマは、「快適生活」をキーワードに、私たちの暮らしをより豊かで快適にするためのものづくりをおこなっています。
移り行く時代の変化にスピーディに対応し、グループ力を最大限に活用することが使命と考えるアイリスオーヤマでは、2020年6月より現在のマスク不足に対応すべく国内でマスク生産を始めます。
このように、世の中の変化にスピーディに対応しているアイリスオーヤマの対応力と毎年数多くの商品を生み出している開発力に期待が膨らみます。
また私たち生活者の不満を解消し、シンプルかつ「なるほど」と機能性のある商品を届ける努力を行っているアイリスオーヤマが、今後私たちの生活をどのように豊かにしてくれるのでしょうか。想像すると楽しみで仕方がありません。今後のアイリスオーヤマに大きな期待が膨らみます。
監修者：一般社団法人日本エアコンクリーニング協会講師 佐藤幸恵
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