コロナの歴史
太陽の周囲に現れる青い炎のコロナから由来を受けた「株式会社コロナ」。
「CORONA」のロゴからは石油ストーブを思い起こす方も多いかもしれませんが、現在コロナは石油燃焼機器の他、住宅設備機、空調機器など、快適な暮らしを支える製品を多く販売しています。 コロナの始まり、そして現在に至るまで、その歴史どのようなものなのでしょうか。
日本を代表する石油メーカーになるまで
それは創業者である内田鐵衛が 1904 年に家業の石油燃焼機器・コンロの販売を手伝ったところから始まりました。
燃焼効率やコンロの操作などの改善に情熱を注いだ内田鐵衛は、軽油を燃料とした「加圧式液体燃料コンロ」を開発し、1935年に『コロナ』としての事業をスタートさせました。
戦後の 1950 年代には、「加圧式石油コンロ」「加圧式石油ストーブ」と、いずれも日本初の商品開発に成功し、その後業界初となるカードリッチタンク式の「ST形石油ストーブ」を発売し、日本の冬には欠かせない大きな存在となったのです。
石油燃料技術で、分野拡大へ
石油コンロ、石油ストーブが大ヒットとなったコロナは1970年代に入ると、その技術で石油FF式温風暖房機、石油ファンヒーターを開発、発売させました。
これらは大ヒットとなり「暖房機器といえばコロナ」が定着したのです。
そして、暖房だけでなく冷房機器の開発をはじめ、ルームエアコンを発売させたのが1979年のこと。
ルームエアコン市場に参入した8年後の1987年には、業界初の電気集塵式空気清浄機能搭載の「エアクリーンエアコン」を発売させました。
快適な温度の空気を送る役目だけでなく、「きれいな空気を送る」という、今では当然となった機能がここで初めて登場したのです。
「暖房機器といえばコロナ」からまさに「私たちの暮らしに寄り添うコロナ」へと発展をしました。
業界の先駆者、コロナ
- 石油ストーブの給油時に、手に汚れや臭いがつかない「よごれま栓」
- ルームエアコンへの気集塵式空気清浄機能とマイナスイオン発生装置の搭載
これらはコロナが使用者のことを考え生み出した技術です。
また、
- 自然冷媒 CO2 ヒートポンプ式給湯機「エコキュート」
- 再生可能エネルギーの 1 つである"地中熱"を利用したヒートポンプエアコン「ジオシスエアコン」
- "地中熱"と"空気熱"の組み合わせで効率的な運転を可能にしたハイブリッド温水暖房システム「GeoSIS HYBRID」
など、環境への負荷を考慮した商品も続々と開発させました。コロナの「お客様のために」という想いが形になり私たちの元へ届いていることが、歴史を遡ることで心づきますね。
監修者:一般社団法人日本エアコンクリーニング協会講師 佐藤幸恵
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