日立製作所の歴史
日本の家電は高性能高機能であり海外でも高い評価を受けています。
特にテレビやエアコンの世界シェアランキングでは10位中半数を日本のメーカーが占めるほどです。 その中でも2020年現在、国内売上トップ家電メーカーが日立です。
日立の歴史
日立グループは今や国内外に800以上の拠点を持っていますが、その中心となるのが日立製作所です。
日立製作所の歴史は古く、1910年に茨城県日立市にあった「久原鉱業所日立鉱山」の修理部門にて5馬力誘導電動機という国内初のモーターが完成されたことをきっかけに日立製作所が設立されました。
その後、電圧計や水車などを開発していましたが、1916年には扇風機が製作開始となり、これ以降エレベーターや冷蔵庫など、現在の「HITACHI」としてもおなじみの製品が開発されるようになりましたが、これはまだまだ終戦前の事。
実はこの頃には既に電気冷蔵庫も開発されていましたが、戦争が始まったことにより航空機の発動機などの製造を行っていました。
戦後、日本各地に工場を新設させた日立製作所は、全自動洗濯機やエアコン、電車の開発や原子の完成など、実に幅広く事業を展開させます。
そして1995年に海外にも販売会社を持つ株式会社日立家電を吸収合併し、さらなる市場を拡大していきました。
海外でも高い評価を受ける家電
1990年代以降、日立製作所は他分野の電機メーカー等と共に合弁会社を多数設立させ、ソフトウェア・モバイル・ネットワーク機器など、時代の流れと共に新たな開発を続けました。
一方でそれまで生産販売をしていた家電部門は分離をさせ、2002年に日立ホーム・アンド・ライフ・ソリューション(現在の日立グローバルライフソリューションズ株式会社)を創業させました。
手がける家電の種類は多数ありますが、大きな白物家電でも1人の作業者が組みあげていく丁寧さが日立家電の大きな特徴であり、その「モノづくり」へのこだわりが海外でも高評価となり高級ブランドとしての地位を築いたのです。
私たちの身近な存在
モノづくりの力とデジタル技術を誇る日立は、企業向け・一般向けと製品を幅広く手掛けていますが、ダイレクトに日立製作所・日立グループが私たちの生活に与えてくれるもの、まさにそれは「家電を通して生まれる幸せ」なのでしょう。
スマホやAIを活用した家電や、家事の負担・時間を軽減させる家電、単身高齢者向けの見守りサービスなど、ひとりひとりの生活スタイルに寄り添った製品やサービスの開発が進められています。
日立は、もはや電機メーカーの枠を超え、私たちの暮らしをサポートしてくれる大きな存在になっていると言えるでしょう。
監修者:一般社団法人日本エアコンクリーニング協会講師 佐藤幸恵
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