三菱電機の歴史
三菱電機と聞いて、「家電」や「ロゴマーク」を思い浮かべるかたが多いのではないでしょうか。実は、家電以外にもエレベーターや街中などで見かける大型ディスプレイなど三菱電機の製品は私たちの身近にたくさん存在します。
情報通信システムにおいては、人工衛星など宇宙分野にも貢献しています。
このように家電から重電、人工衛星まで幅広い製品を販売しているのが三菱電機です。
また三菱電機のロゴマークは、明治の初期、三菱創業時の九十九商会が船旗号として採用した三角菱のマークが、現在のスリーダイヤ(三菱マーク)の原型になります。
これは、岩崎家の家紋「三階菱」と土佐山内家の家紋「三ツ柏」に由来し、後に社名を三菱と定める機縁ともなりました。
三菱電機のはじまり
1921年、三菱造船(株)電機製作所を母体に三菱電機(株)を設立。
1970年代にかけて、扇風機、テレビ、エレベーター、冷蔵庫、電子計算機などを販売。
1980年代に入ると、オーロラビジョン第1号機を米国ドジャースタジアムに設置、
世界最高レベルの半導体レーザーを製品化するなど業績を伸ばし2兆円企業に到達、ロンドンとパリの証券取引所に株式上場しました。
1994年に業界一の省エネを実現した家庭用エアコン「霧ヶ峰」を発売し、アメリカ環境保護庁より「1994年度オゾン層保護賞」が授与、この「霧ケ峰」は2017年にルームエアコン世界最長寿ブランドとして、ギネス世界記録®に認定されています。
また大型ディスプレイ分野においては、トップシェアを持っており、阪神甲子園球場や東京ドームやスタジオアルタなどに設置されているオーロラビジョンは三菱電機の製品です。
三菱電機は常に時代の先を見た研究開発により、大手総合電機メーカーとしては、売上高において業界トップクラスに立っています。
三菱電機の環境ビジョン
気候変動や資源枯渇、化学物質に対する懸念、最近では海洋プラスチックの問題など、環境問題が深刻さを増している昨今、三菱電機では、生産時や製品使用時のCO2削減、資源の有効活用、生物多様性の保全に取り組んでおり、2018年度は省エネ大賞で5件が受賞したほか、事業所内の生物多様性保全活動において、受配電システム製作所が、SEGESより優れた緑化活動を行っている事業所として認定されました。
環境問題にも取り組んでいる三菱電機の製品が、今後どのように私たちの暮らしを変えてくれるのでしょう。期待が膨らみ今から楽しみで仕方がありません。
監修者:一般社団法人日本エアコンクリーニング協会講師 佐藤幸恵
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