エアコンクリーニングのタイミングは！？

「エアコンのクリーニングっていつすればいいの？」と思ったことはありませんか。
実は、エアコンの過度なお手入れや必要のないメンテナンスは、製品の故障や劣化の原因
になってしまいます。「無駄」になってしまう出費や手間を避けるために、エアコンクリーニングが必要なのかそうでないのかを判断できるセルフチェック方法をご紹介します。

エアコンの状態をセルフチェック！

「必ず電源をOFF」にし、取扱説明書を参考にしながらチェックを行うようにしましょう。
次のものを用意しておくと、作業がスムーズに進みます。

• 綿棒または割りばし
• ティッシュ　3～5枚
• 輪ゴム

事前に綿棒または割りばしにティッシュを巻きつけた状態にしておきましょう。

チェック方法

1.　ファンの羽の間のカビを確認

エアコンの送風口をのぞき込み、準備した綿棒・割りばしを送風口の中にあるファンの羽の間に入れてこすります。ティッシュに何も付着していなければ、エアコンクリーニングの必要はありません。
黒いものの付着や、送風口から嫌な臭いがした場合は、カビなどが付着している可能性があるので、エアコンクリーニングが必要と判断できます。

2.　アルミフィンの隙間を確認

少し手間はかかりますが、フィルターの奥も確認しましょう。
エアコンカバー、フィルターを取り外し、アルミフィンを確認します。アルミフィンに付着しているのが多少のホコリなら掃除機で吸い取るだけできれいになります。しかし、アルミフィンの隙間にまでホコリや汚れが付着している場合は、エアコンクリーニングでしっかりと落とさなければなりません。

クリーニングのおすすめ時期

1.　毎年エアコンクリーニングをする場合

毎年エアコンクリーニングをする場合は、冷房の使用が終わる9月下旬～10月頃、
または、暖房を使用する前の11月中旬～12月初旬頃がおすすめです。

2.　2～3年に一度はエアコンクリーニングをしたいという場合

2～3年に一度はエアコンクリーニングをしたいという場合は、カビの繁殖期である梅雨前に行うのがおすすめです。しかし、スイッチを入れたら嫌な臭いがした場合は、早めにエアコンクリーニング業者に相談しましょう。

エアコンクリーニングの繁忙期

エアコンクリーニング業者の繁忙期は、5月～7月です。
この時期に業者に依頼してもすぐに対応してもらえないことも。
すぐに対応してもらうには、比較的予約が取りやすい4月や、冷房の時期が終わった9月下旬～10月頃に相談するのがよいでしょう。

エアコンクリーニングのメリット

エアコンの汚れは、エアコンに負担がかかるため必要以上に多くの電力を消費し、余計な電力消費の原因となっています。しかしエアコンクリーニングでキレイにしていれば、エアコンの効きや消費電力の改善が期待でき、このような消費電力の「無駄」な出費を避けることができます！セルフチェックで最適なタイミングを見つけ、早めにエアコンのメンテナンスをしていきましょう。

監修者：一般社団法人日本エアコンクリーニング協会講師　佐藤幸恵

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