クリーニングする前に!知って得するエアコンの仕組み
エアコンのクリーニングは、いつどのようにされていますか?
高い場所にありクリーニングも容易ではないエアコン。
困った時はエアコンクリーニングの業者に依頼をしているという方がほとんどではないでしょうか。
もちろん専門業者におまかせするのが一番ですが、エアコンの仕組みを少し知っているのとそうでないのとでは、業者とのやりとりやクリーニング費用に差がでることも!?
業者にエアコンの状況をスムーズに伝え、正確に対処してもらうためにも、エアコンの仕組みについて理解しておきましょう。
お得なサービスを受けられることもあるかもしれません…!
基本パーツを覚えておこう
メンテナンスを業者に依頼する時に、パーツの名前と働きを知っているだけでも理解がずいぶん深まります。
<コンプレッサー>
エアコンの心臓部です。
エンジンに取り付けられており、エンジンと共に回って(冷媒」エアコンガスを圧縮する部品です。
<コンデンサー>
コンプレッサーで圧縮された冷媒をファンの風で冷やして液化させる部品です。
液化が進むと、レシーバードライヤーに送られます。
<レシーバードライヤー>
コンデンサーによって液化された冷媒を一時的に蓄えておく場所です。乾燥剤やストレーナーによって水分や冷媒のゴミが取り除かれます。
<エキスパンションバルブ>
液化冷媒がエキスパンションバルブ(膨張弁)を通り、液体から霧状の気体に変化してエバポレーター内へ噴射されます。
<エバポレーター>
エキスパンションバルブから噴射されて気化した冷媒が熱を奪いながら、エバポレーターを冷却していきます。ここで冷風が出る仕組みになっており、エバポレーターを出た冷媒は、再びコンプレッサーに戻ります。
<ドレンホース>
結露水を排水するための排水ホース
<ドレパン>
アルミファンに付着し流出する水を受ける皿
<アルミファン>
空気を冷やしたり温めたりする熱交換器で、エアコンの機種によっては、ここに空気清浄フィルターや脱臭フィルターが付いている場合があります。
<シロッコファン>
アルミフィンを通して室内の空気を集め、送風口から風を送る風車のようなもの。
なぜ部屋が涼しくなるか、知っていますか?
上記のパーツとそれぞれの役目を知ることで、部屋が涼しくなる流れも少しイメージできたのではないでしょうか。
エアコンの電源を入れると冷風がでてくる…とシンプルに考えられがちですが、実は部屋の熱を室外機が外に出し、冷たい空気だけが室内機を通して部屋に送風されています。
エアコンクリーニングを依頼される際には、これらを思い出しながら相談してみましょう。
きっと今までよりスムーズに話が進むはずですよ。
監修者:一般社団法人日本エアコンクリーニング協会講師 佐藤幸恵
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